ひとを雇うこと

人を雇うと発生するコスト
正社員を一人を雇用するのにかかる費用は給与の2〜3倍ともいわれます。
給与
毎月支払う給与から賞与、残業代などがあります。
社会保険料
厚生年金保険料・健康保険料は会社が半分支払います。また雇用保険と労災保険、介護保険の支払いも必要になります。
福利厚生費
住宅手当、食事手当、交通費、慶弔見舞金、出張手当など
その他の費用
PCや携帯電話、備品などの設備費、教育費などの人件費、また人を雇うと事務所が必要になるかもしれません。
人を雇うと発生するストレス
即戦力ですぐに業務を任せられ、その分社長自身の時間を作れる場合はいいですが、従業員の教育も必要で、逆に時間を奪われるかもしれません。
従業員が仕事を覚えない、やる気がないように見える、など ストレスに感じることも多くなるかもしれません。
会社のために身を削って働こうなんていう人はかなりなレアケースだと思います。できるだけ楽して給料をもらいたいものです。
従業員が不正を働く可能性もあります。不正が起きてから対応するのでは遅いです。不正が起こらないような仕組みを作りましょう。
裁判などやることになると、時間だけでなく心身ともにやられます。
ITを駆使する
ITを駆使すれば、大抵のことはできてしまいます。
営業はウェブサイトに任せています。
会計・財務関連も会計ソフトを使用し、仕入、出荷なども販売管理ソフト、給与計算も給与計算ソフトを使用してしまえば、ひとりでもこなせてしまいます。
もちろん人を雇うメリットも
事業拡大を考えた場合、人を雇うことにより社長の時間を作れて経営など大切な業務に集中することができます。
ひとりではできなかったことを二人、三人と人が増えていくことでできることが多くなり、大きなこともこなせるようになっていきます。人を雇うことにより事業が拡大し、売上や利益を伸ばしていきたいと言うのならば、人を雇って拡大する必要があります。
夢を共有してくれるような仲間が多く集まってくれれば最高ですね。
でもでも、やっぱり、ひとり社長のすすめ
時間の融通、社員個人へのストレス、社員の家族までも背負うという重責、などなど・・・。
- 採用にお金が必要になります。
- 給与の支払いや、それ以外の出費もあります。
- すると給与計算や社会保険などの関連業務が増えます。
- 社員教育も必要です。
- 福利厚生も必要です。
- オフィスも必要です。
- 業績が悪くなっても簡単に首にできません。
- 思ったように動いてくれないかもしれません。
- 社員分も社長が稼ぐ必要が出てくるかもしれません。
人を増やし、拡大していくと社長がいなくても会社が回る。そのほうが楽になり時間も使えるようになるかもしれません。
でも私はやっぱり、ひとり社長がおすすめです。